2019年2月 文部科学省における記者会見報告
「医学部入試女子差別問題から考える医師の働き方への提言」

日時
2019年2月1日(金)15時~
場所
文部科学省12階 記者会見室
 
出席者
津田喬子(JAMP代表理事)、対馬ルリ子(同理事)、吉野一枝(同理事)、遠見才希子(発表者)、小野陽子(発表者)、 打越さく良(弁護士、発表者)、北 奈央子(事務)

メディア関係者
NHK報道局政治部、讀賣新聞東京本社、産経新聞東京本社、東京新聞・中日新聞編集局社会部、朝日新聞社、北海道新聞東京本社、日本経済新聞編集局社会部、日本テレビ放送網株式会社、共同通信社、東京新聞社会部、朝日新聞社、時事メディカル、毎日新聞、フジテレビ、読売
(敬称略)

会見内容

  1. 津田代表理事の開会挨拶
  2. プログラム(添付資料−1)に従って、対馬理事の司会で進行
    1)吉野理事より、スライド(添付資料−2)を提示して東京医大の女子受験者得点への恣意的操作に対するJAMPの声明を紹介
    2)対馬理事より、声明の中の1)過重労働・医師の犠牲の上に成り立つ医療制度の改革、2)ダイバーシティの推進およびジェンダーハラスメントの根絶、の重要性について追加説明
    3)医学部入試における女性差別対策弁護団の打越さく良弁護士発言「東京医科大学の元受験生40人が今春にも大学を提訴すべく準備中だが、今後のことを考えて声を出せない女子学生も多い」と報告、JAMPの取り組みに期待を表明
    4)遠見才希子氏(産婦人科医)、小野陽子氏(産婦人科医)発言過酷な現場および女性差別の実態報告
    5)対馬理事より、スライド(添付資料−2)を提示して本会見に用意した6項目の提言についての説明、および産婦人科における当直回数、労働時間を提示して過重労働の現状の紹介
    6)津田代表理事より、年間残業時間上限に関する厚労省案、この件に関する地域医療を担う病院管理者、現場の勤務医及び医療改革に取り組む患者の意見(讀賣新聞記事)を紹介(添付資料−2、29枚目)
    7)琉球大学病院産婦人科銘苅佳子医師より提供されたスライド紹介「沖縄県での女性医師支援と働き方改革」(添付資料−2、15枚目から)
  3. 質疑応答
    1)大学教授や病院管理職、医師会・学会理事の女性割合をすぐに30%以上にとの30%の根拠は
    (答)会議等において同じ意見を持つものが30%いなければその趣旨が理解されないという事実が報告されている
    (答)現在若い女性医師は30%に達していることから当然30%であるべき
    2)30%以上に増やすことを、どう実現するのか本声明を今後どうして行く予定か、大臣に提出するなどの予定があるのか
    (答)上記2−6)を踏まえ、関係者が同じテーブルについてのディスカッションを実現したい
    (上記2−6):朝日新聞記事の内容を示しています)
  4. 田中裕之氏(医療法人ニコークリニック 理事長)の吹田スコアを用いた研究「女性と男性の健康特性は異なる」を紹介(添付資料−2、22枚目から)
  5. 今後に期待された活動
    関係省庁や議員への働きかけ、今年の入試の総括